DoxygenとGraphviz : SHIFT-JISでも日本語OK
以前の記事で、Doxygenのdotコマンドで描くグラフで日本語を使える条件として、ソースがUTF-8で書かれていることと書きましたが、どうにもこの条件が気持ち悪く思えてました。なぜなら、
- GraphvizのデフォルトのエンコーディングはUTF-8である。
- Doxygenが出力する日本語のHTMLファイルのエンコーディングもUTF-8である。
- いろいろなエンコーディングの入力を受け付けるソフトウェアは、普通は読み込む時に変換を行って、内部表現は統一されてるものだろう。
- だったら、ソースがどんなエンコーディングでも読み込んでしまえば関係なくて、Graphvizへ渡すdotはUTF-8で吐いてくれてもいいんじゃない?
ということで、もう一度試してみることにしました。
今回試したバージョンは、
- Doxygen: 1.5.5
- Graphviz: 2.20.2
結果、ソースがSHIFT-JISでも問題なしでした。今となっては、前回試したときのやり方がまずかったのか、バージョンが上がって問題が解決されたのか分かりませんが、結果オーライということで、どうかひとつ。
なお、dotの構文の中に、日本語を使えるフォントの指定を含めることは相変わらず必要です。
これで日本語入りの図が描ける……。
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