痛し痒しなvbfilter
解析用途に使うのはあきらめたvbfilterですが、資料作成用には使えそうなので、手を加える前のプロジェクトを、2つのvbfilterそれぞれを通してdoxygenに掛けた結果を比較してみました。
awk版
- 標準モジュールはクラスではなく、ファイル名をネームスペースとして扱う。
- クラス抽出に抜けがある。
- 列挙型をサポート。
- 配列が関数と誤認識されることが多少ある。
- サブルーチンは「Sub ~」「Function ~ As ~」のVB的スタイルで表記される。
python版
- 標準モジュールもファイル名をクラスとして扱う。
- 定数が抽出されないっぽい。
- 列挙型はサポートしないっぽい。
- 配列が関数と誤認識されることが多い。
- サブルーチンの表記は戻り値の型を前に持ってくるCやJavaの関数的スタイル。Subはvoid型関数として表記される。
うーん。
awk版を使うと、クラスの抜けが出そうで、python版を使うと、定数が載らなかったり、配列が関数に分類されたり……どっちもどっちだなあ……。
書式に則ってコメントを付けたら、状況が改善されるのかしら。
(2009/4/8追記)別の記事にてpython版のフィルターを多少改造したものを公開してます。
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