言語も淘汰されるらしい
久しぶりにパソコンショップの書籍売り場の言語系の棚の辺りを眺めてみました。
……なんかすごく今の流行に偏っているような。
概略としては、メインはVisual Basic、C、C++、C#、Javaでそれぞれ棚3~4段程度、次いでPHP、ASP辺りが棚1段分程度、Perl、Python、Ruby辺りが棚1/2段程度、DelphiとKylixで1/3段程度、LISPはCommon Lispが1冊とEmacs関係で数冊、COBOLとFORTRANが1冊ずつという具合です。
Delphiでない素のPASCALやForth、LOGO、Prolog、Smalltalkといった古典的な、教養として知っていてもいいけれど実用で広くは使われなさそうなものたちは、私が見落としているのでなければ影も形も見当たりません。
……私が数年前まで使っていた某スクリプト言語の本も姿を消してるなぁ。まあ当時からマイナーだったけど。
内部形式がUTF-8だから日本語バッチコーイで楽だったのに。
やはり文法に癖がありすぎたか。
パソコンショップだから実用的な品揃えということで、学術的な本も多く扱ってる大型書店ならまた違うのでしょうか。
一度天王寺の喜久屋を覗きに行かなければ。(追記: 見てきました。)
ところでC言語の棚にこんな本がありました。
カーニハン&リッチー『プログラミング言語C』を読む (KS)
解説書って、そんな、いつの間にK&R本は古典文学のような扱いになったんですか。古語や漢文やラテン語で書かれてる訳でもないのに。
で、原典(プログラミング言語C ANSI規格準拠)の方が見当たらんってどゆこと?
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コメント
いやそらまぁ淘汰されるっしょ。
…むしろこういうジャンルは他の業界より淘汰速度は
速いくらいなんじゃないですかねえ。
個人的には…そうですね。
SUPER BASE(古の高級アセンブラ)とか
WICS(古のゲーム開発特化型コンパイラ言語)とか
の本とかどうなんだと…
って、古いとかそういう以前にマイナーすぎですか
すいませんー
投稿: 森山昇一 | 2008/01/26 19:33
>カーニハン&リッチー
ここを、
カニチャーハンと読んだわたしはお腹が空いている。
投稿: coobard | 2008/01/27 01:08
>森山さん
巷で降って湧いて消えたような言語じゃなく、学術機関で研究対象になってたような言語でも消えるんだなぁ……と。
SUPER BASEとかWICSとかはまず稼働環境がどうなんだと(笑)
>coobardさん
そんな時間に食べたら、グレムリンになりますがな。
投稿: りょー | 2008/01/28 21:44
そりゃもうエミュで(笑
…いやかのCAP-XとかCASLTだってエミュで動かす
しかなかったわけだし<そんな話じゃない
投稿: 森山昇一 | 2008/01/30 10:47