別の本屋の傾向も見てきた
1/26の続きです。
今日は天王寺の喜久屋書店とユーゴー書店を見てきました。喜久屋書店は私の知っている大型書店の中では特にプログラミング言語系の本の品揃えがいいように思ってたので。実はよく行く場所ではないのですが。
まず喜久屋書店に行きました。
品数は昨日の店より2~3割多そうな感じですが、傾向は似たようなものです。当然といえば当然なのでしょうが。違いとしては、昨日の店に比べて、若干Java分とLL系分が多めで、C#分が少なめなように思いました。昨日の店で1冊ずつしかなかった古典的かつマイナーな言語の本は、3~4種類ずつあるようです……が……ええぃ、見づらい!
この本屋、品揃えは多いんですが、配置がどうにも……コンピュータ系書籍コーナーの真ん中から見て、メジャーな言語と、LL系と、マイナーな言語や設計・開発手法の本がそれぞれ90度違う方向に置いてあるという具合で。C++Builderの本とDelphiの本は180度正反対のところにありました。HSPなどのゲーム開発本はさらに違う方向に置いてます。CVSとSubversionの本はお互い150度ぐらい離れたところにあるし。
で、結局、消えた言語はここでも消えているようです。(見落としてるかも)
次にユーゴー書店を見に行きました。ここは言語系の品揃えはそう多くはないのですが、夜遅くまで開いているのがありがたいです。
品数自体は言語系全体で喜久屋のJava本とどっちが多いか、という程度なので傾向は何ともいえません。Java分とC分が多めだとは思いましたが。
が、何か毛色が違います。
FORTRANに77と90/95の両方があったり、他の書店では86系ぐらいしかなかったアセンブリ言語に、Z80だのH8だの。そういえばFORTRAN 80もあったし、なんだかH8本があちこちに散りばめられてるし。出版社名を見てみると、培風館だのサイエンス社だの共立出版だの電機大出版だの……。
そうでした。ここは周りの他の棚を見ると、医学だの化学だの数学だのの専門書が置いてあるところで、理系の学生がテキストを買いに来ることが多いのでしょう。Z80やH8は実習で使うといったところでしょうか。
世間の流れというものはありつつも、多少は各店の独自色もあるというところかと思いました。
ところで気になる本がありました。
Head Firstデザインパターン―頭とからだで覚えるデザインパターンの基本
か、体で覚える!?指が覚えるまで実装を反復練習するとか?
なんだか表紙の写真もフィットネス関係の本と間違えそうです。
中をパラパラっと見てみました。どうやら楽しく習得することをコンセプトにしていて、街づくりやショップ作りにたとえながら、図をふんだんに入れて書かれているようです。
そして目次が。
「もくじ(概要)」と書かれた章見出しまでの目次の後に、「もくじ(ホンモノのほう)」と書かれていて、1章1ページずつ、10行弱の概要説明付きで、周りに本文中で使われている図を散りばめた詳細目次が続いてます。こんなに力の入った目次は初めて見たような気がします。てか、ホンモノって……(笑)
とっても気になる本でしたが、大きかったのでまたそのうちに、ということにしました。
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