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2007/09/06

VMware PlayerでWindowsVistaなメモ

プライベートな身内から「意味分からん」と怒られそうなので、一応説明。

VMwareとは、パソコンの中に別のパソコンがあるような状態(仮想マシン)を作って使うためのソフトウェアです。
1台のパソコンで動作しているにも関わらず、VMware内は全く別のパソコンのように見えます。
VMware Playerはその無料バージョンで、新しく仮想マシンを作成することはできず、作成済みのものを利用することしかできません。

とはいっても、仮想マシンはかなり現実のマシンのように動作してくれるので、すっかり中身を初期化して別のOSを入れることも可能です。

というわけで、Windows Vistaを入れてみたメモ。

【用語】

  • ホストOS……VMwareを動かすパソコンのOS
  • ゲストOS……VMwareで動かすOS

【仮想マシンの必要条件】

  • 仮想ディスク容量……16GB以上
  • メモリ容量……512MB以上

メモリ容量はvmxファイルを編集したり、VMware Player上からでも変更できますが、仮想ディスクは別のツールを導入しないと作れません。(私は製品版のVMwareを持っている人に作ってもらったので、ここは説明できません。)

【仮想マシンのファイル構成】

  • .vmxファイル……仮想マシンの定義ファイル
  • .vmdkファイル……仮想ディスク

【使用中の仮想マシンをコピーして書き換えて使う場合】

注意1: 勝手に作られるファイルで名前が固定のものがあるので、仮想マシンはそれぞれ別のディレクトリで運用するのが無難と思われる。

注意2: コピー元仮想マシンはシャットダウンしておくこと。

以下Windows Vistaをクリーンインストールする設定手順

1. 仮想マシンをディレクトリごとコピーし、適当なディレクトリ名を付ける。

2. .vmxファイルと.vmdkファイルに適当な名前を付ける。どうせ仮想マシンごとに別のディレクトリに分けてるんだから、このままでもいいかもしれないが、紛らわしくない方がいい。

3. .vmxファイルをテキストエディターで開いて編集する。

3-1. displayNameに適当な名前を設定する。この名前が、VMware Playerのタイトルバーや、起動画面の最近使用した仮想マシン一覧に表示される。

3-2. guestOSを指定する。どんなものが指定できるか、しげふみメモというサイトでまとめられていた。
ここでは"winVista"に。

3-3. ide0:0.fileNameを.vmdkファイルの名前に合わせて書き換える。ide~はIDEドライブの設定で、0:0の部分は、プライマリ/セカンダリとマスタ/スレーブを0/1で表す。

3-4. OSのインストールディスクにアクセスするドライブを設定する。仮にセカンダリ マスタとしてide1:0に設定するが、都合に合わせて変えてもいいと思う。
物理的なディスクかISOイメージかで設定が違う。
共通事項として、「ide1:0.present = "TRUE"」行が必要。

3-4-a. 物理的なディスクを使う場合
以下の3行を記述する。
0/1の部分は、実際のドライブの接続に合わせる。

ide1:0.fileName = "auto detect"
ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
ide1:0.autodetect = "TRUE"

3-4-b. ディスクがISOイメージである場合
以下の3行を記述する。

ide1:0.fileName = "c:\cd\xxxxx.iso"
ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
ide1:0.startConnected = "TRUE"

ide1:0.fileNameには使用するISOイメージのフルパスを記述する。

3-5. .vmxファイルを保存する。

4. VMware Playerを起動して、.vmxファイルを読み込む。
一度でも起動した仮想マシンには識別番号が振られるので、そこからコピーしたものを使用した場合には、初回起動時に「前回と設定ファイルの位置が違う。コピーしたのなら番号振り直して。移動させたのなら番号そのままで。」というような意味のダイアログが表示される。
ここではコピーしたので「Create」を選択する。

5. 仮想マシンが起動するので、BIOS画面が表示されたら「ESC」キーを押してブートメニューを出す。インストール済みのOSが起動してしまったら、再起動して同様に。
この辺り、タイミングがちょっとつかみにくかった。

6. 「CD-ROM Drive」を選択して、後は普通の手順でインストールする。

7. 一通りインストールが完了したら、一旦仮想マシンをシャットダウンし、.vmxファイルを開き、VMware Playerのインストールディレクトリ内にあるwindows.isoファイルをCD-ROMとして認識するように書き換える。(3-4参照)

8. 仮想マシンを起動し、設定したCD-ROMからVMware Toolsをインストールする。
これには、ホストOS-ゲストOS間で切り替えをスムーズにしたり、コピー&ペーストやファイルのドラッグ&ドロップができるようにするなどの効果がある。

9. 仮想マシン上でネットワークが認識できなかったり、VMware Toolsのインストール時に「前世代のハードウェアが見つかったのでVlanceやVMXnetのドライバがインストールできない」と表示された場合は、シャットダウンして、.vmxファイルに「ethernet0.virtualDev = "e1000"」と書き加えると解決するかもしれない。

(2007/09/07追記)
ところが、翌日起動すると、「問題のレポートと解決策」というのが表示されて、

Windows Vista は、次の製品をサポートしていません : AMD Ethernet Device

とか言われてしまいました。
ネットワークは見えてるようだし、気にしないことにします。

それと、どうやらUSBメモリは使えない模様。

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