エクスプローラがCPUを100%使用する
これも今更なネタなのだろうとは思う。
少し前から時々、あるタイミングで職場のPCが妙に重くなっていた。
あるタイミングというのは、大抵の場合はエクスプローラでファイルサーバの共有フォルダにアクセスしたときだったので、ネットワークが重いとか、サーバが過負荷状態とかそういうことなのだろうと思っていた。
だが、あるとき重くてどうしようもないので、いっそ問題を起こしているプロセスを終了させてしまおうとタスクマネージャを開いて確認してみると、CPUを浪費しているのはexplorer.exeだということが判明した。
と、いう訳で、一応公式情報を確認してみましょうか……っと、あった、あった。
エクスプローラで項目を右クリックすると、プログラムの実行が停止するか、Explorer.exe が CPU を 100 パーセント使用する
2003年5月23日か。だいぶ前から公開されてたんですな……え?右クリック?
するでしょ?普通に。
一体どういう状況での右クリックが問題だと……。
- 「フォルダに共通の作業を表示する」がオンで、
- 「メニューをフェードまたはスライドして表示する」がオンで、
- 項目を右クリックして選択すると発動。
上二つの設定は初期設定でオンになってるということで、つまり普通に使ってたら発動するということ?
い、いくらなんでも、そんなことは……え、えっと回避方法……。
この問題を回避するには、項目を右クリックする前に、項目を選択しておきます。項目を選択するには、項目をクリックするか、項目の上にマウス ポインタを置きます。
つまり単なる右クリックは大丈夫で、「右クリックして選択」するのがマズイ、と。
思いっきり多用してますがなorz
ファイルを移動させるときに、移動元のフォルダを開いたエクスプローラのフォルダツリーで、移動先のフォルダを右クリックして別のウィンドウで開いたりとか、そうでなくても、操作対象のファイルが選択状態でないときに、わざわざ左クリックで選択してから右クリックでメニュー出すなんて二度手間なことなんてしないし。
で、修復パッチ……ありませんか、そうですかorz
こんな普通に問題が起きて当たり前な状態が初期状態として設定されたまま放置ということは、Microsoftの中の人たちは「ポイントして選択し、シングルクリックで開く」クリック方法が標準で、シングルクリックで選択するのは少数派という認識ですか?
それとも、簡単には解決できないような深いところに問題があって手をこまねいているけど、せっかくの新機能を初期設定でオフにして出すのは悔しいからそのまま出しちゃえな感じですか?
いいよ、もう。
「フォルダに共通の作業を表示する」なんて無くても困らないから切るし。
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